色彩による心理的効果
普段何気なく目に入ってくる『色』
それは光の波として目から入り、神経に伝わり脳の中のホルモン分泌器官の働きを統制している視床
下部に、色の情報が送られます。その色の違いで、分泌されるホルモンの種類などで心や身体にも深
く関係し影響をおよぼします。
色を使った心理療法として『カラーセラピー』というものがあります。
好きな色を選んだり、効果的な色彩を生活に取り入れることにより心や体を元気にするものです。
花の色にもカラーセラピーの効果が期待されています。
そこで、色のイメージとその効果をそれぞれ表に表してみました。
表を見ると、花の色によって効果はそれぞれ異なるということがわかります。
自身のその時の精神、身体的な状態で花の色を選び、部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。
部屋に飾る花の具体例としては…
食卓に飾る花には食欲増進を促すオレンジ色の花を(写真:キバナコスモス)
玄関に飾る花には毎朝クリアな気持ちにさせてくれる白色の花を(写真:マム(菊))
自室には、ストレス解消してゆったりとくつろげる紫色の花を(写真:ドライフラワーラベンダー)
また、花は工業製品とは違い、色が変わりゆく花も多くあり、植物ならではの色の楽しみ方があります。花にしかない色の楽しみ方があるというところも魅力の一つです。
秋には、緑の葉からオレンジや赤の葉に変化する「紅葉」が見られます。
紅葉もまた、癒し効果や気分をゆったりさせるのに効果的ではないでしょうか。
自分のその時の心や体の状態によって生活の一部に花を取り入れてみたり、花を見に出かけてみたりしてみてはいかがでしょうか。
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